注意 株式会社方角では「社会側に障害のある者」を社会が真正面から見つめる必要がある、という文脈から、一貫して「障害者」と記載します。
今日も一日お疲れ様でした。方山れいこの5分だけインクルーシブな話。この番組は、耳でも目でも楽しんでいただけるよう、音声認識アプリYY Probeを使用して文字起こしを行ない公開もしています。
ということでですね、今日のテーマは、エキマトペで人生変わった話ということでですね。
ええと上野にあるエキマトペついに14日までになってしまいました。うん、あと残り少ない。
おかげさまでですね、公開6月させていただいてから半年間ずっと話題にしていただいたみたいなそんな感じです。本当に皆さんありがとうございました。
ただもう寂しいですね。改めて今日はエキマトペのお話とまあ、いろいろそれで人生変わったし会社も変わりましたよっていうお話をさせていただければというふうに思います。
まずですね、そもそもエキマトペって何っていう方もいらっしゃると思うので、少しご説明をさせていただければと思います。エキマトペっていうのは、駅の音を文字や手話、そして、オノマトペのアニメーションなどで表現することで、駅の音を視覚化して耳の聞こえない聞こえづらい人にも安全に楽しく駅を利用してもらえることを目的に作られたデバイスです。
これまでですね、去年9月にJR巣鴨駅でおよそ3日間そして、6月から上野駅で半年間設置をされております。
私がですね、そもそもエキマトペに関わることになったきっかけなんですけれども、去年の夏の初めごろですね。あの富士通の本多達也さんっていう方に声をかけていただいたんですね。で彼はあのOntennaっていう、あの音に反応して振動する小さな髪留めみたいなものを作っていた方で、なのでその聴覚障害周りは彼はとてもよくあのー知っていた方なんですね。
で実はですね、本多達也さんとは、私学生時代の頃からあのとっても仲良くて、あのよく飲みに行くようなそんな関係だったんですね。でまぁ私はそのお仕事を受けた時は当時聴覚障害者の方と方々と接したことって、もうほぼ全くなかったんですよ。っていうかあのそもそもですね、あの障害者って呼ばれる方とも関わったことほぼなかったんですね。
あのあっても、もう小学校の時のボランティアの時になんかしたみたいな、もうそんな感じ。もうその程度です。
でまぁいつものお仕事みたいな感じですね。あの、この仕事軽い気持ちで受けたんですよ。
ですね。あの元々このプロジェクトは、あの富士通さんとDNPさんとJRさんの3社が、川崎聾学校でワークショップを行い出てきた案をもとに作られたんですね。
で富士通チームさんには、あの聴覚障害のある方もいらっしゃったので、当事者のご意見を聞きながら、あのフィードバックを受けながら進めさせていただきました。
でですね、まああのー完成してですね、あの去年の9月完成して何気なく完成しましたよみたいな感じでSNSに投稿したんですよ。そしたらですね。もう信じられないくらいバズりまして、反響がめちゃくちゃあったんですよ。
で当事者からの反響が特に本当にたくさんあって、そこで初めて私、あの当事者が本当に不利な状況下で生活されてるって事をあの身をもって知ったんですね。
そんな感じでありがたいことに、あの大好評のまんま1回目のエキマトペは終わって、2回目のエキマトペは、上野で公開をさせていただきました。
で2回目の行きの時はですね、あのーま1回目の期待もあって、あのたくさん新聞とかテレビとかに取り上げていただいたんですね。しかしですね。私ずっとまあ、思ってたのは、そもそも私は聞こえのにこの仕事していいんだろうかっていう葛藤がもう結構ずっとあったんですよ。
そんな中ですね。あの当事者の方が、あの数名、わざわざまあ、このエキマトぺは見た時のことをあの漫画にしてSNSにあげてくださったんですね。でそのうちの一人のうさささんって方がいらっしゃるんですけど、この方耳の聞こえない方なんですけど、あの漫画が、もう12万いいねを超えるようなもうすごい反響だったんですよ。私はもうこの漫画読んで、あーやっぱりこの仕事をやってよかったなってもう心の底から思ってですね、もう涙が出ました。
でこの出来事はですね、私の人生を大きく変えたんですよ。あのそれまでそのウェブ制作とかアプリとかあのデザインしてた会社だったんですけど、まぁ今もそうなんですけどね、あのまプチピポットといいますか少し商材を変えまして、その障害があっても使えるコミュニケーションアプリをあの企業さんと作ったり、あとは、聴覚障害者の雇用問題を解決すべく、雇用サービスを来年1月にリリースするとか、あのそういった新たなチャレンジもさせていただけることになりました。本当にいろんな方々に恵まれあの導かれた恵まれた人生を送っているなとあの日々思ってます。本当にありがたいなって思ってます。エキマトペで人生変わりました。本多さんありがとうて感じです。
けどあのまあよくですね。あの次のエキマトペってどこでするんですか?ってあのすごい聞かれるんですけど、あの本当にガチで何にも聞いてないんですよ。あの何も聞かされてません。だから私はお答えできません。何もできません。
もしですね。そのエキマトペの実証実験がまた継続になって、あの皆さんにお話しできることがあったら、あのまたお知らせいたします。
ということでですね、今日はエキマトペと私の思い出話とか、まその辺のお話させていただきました。
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